【大正区】民泊をする際、長屋には要注意?

今日は大正区に特区民泊の現調に。

なんで壁の画像?と思われたかと思いますが、戸建住宅の場合は隣の家との壁(長屋)が非常に重要になります。
この物件は長屋ではありませんでしたが、民泊をする上で建物が長屋か否かというのは非常に重要になります。

長屋というのはすごく乱暴な解釈をすると、壁が繋がっている戸建て住宅の事です。

民泊の要件としては長屋に関する規定はありませんが、問題は消防法です。

長屋一棟の面積が300㎡以上の場合は、民泊部分だけではなく民泊をしない住宅部分にも消防設備を設置する必要があります。
長屋特例という制度もありますが、長屋一棟をまるまる所有していない限りこの特例を使うのは不可能に近いです。

弊所のお客さにもこの長屋に引っかかり、物件が塩漬けになっている方がいらっします。
物件の仕入れ前にご相談いただければよかったのですが…。

長屋の場合は、事前に必ず確認が必要です!
なお、長屋か否かの判定は管轄の消防署により若干異なります。(正確には疎明資料の考え方が違う)